美容所登録について

 

美容所登録できるか?

美容所登録できるか?も物件選びでは重要です。

 

床材

床はコンクリート、タイル、 リノリューム又は板などの不浸透性材料にする必要があります。

 

なのでカーペットや畳の場合は床を張り替えるお金が追加で10~20万前後は最低でもかかります。

 

面積

作業室の面積は13㎡以上であること(内法 うちのり により算定)という条件があります。

 

なので7~8畳は最低でも必要になる可能性があります。

 

さらに面積の測り方が少し特殊で内法?で測るので、普通に床の面積を図ってギリギリOKってだけではダメで、設計図などを不動産からもらって保健所職員に見せて判断してもらう方が、広さがギリギリな場合は安全です。(広さに余裕があれば問題ないです。)

 

お客さんの待機場所

お客さんが待機する場所は作業室と明瞭に区分する必要があるので、先ほどの13㎡とは別で待機場所を確保します。

 

また、この待機場所と作業所の場所は簡単に動かないもので仕切る必要があります。

 

重い棚やしっかり設置できるツッパリの壁など。(ここは保健所と相談するのが安全)

 

室内の明るさ

作業面は、100 ルクス以上と決まっていますが、電気があるなら基本は問題ないです。

 

もし明るさが万が一足りなくてもライトを設置したりできるので、明らかに電気が小さくて暗いとか電気がないって状態でなければ問題ない項目です。

 

玄関

玄関はサロン用と住居用で分ける必要があります。

 

マンションやテナントであれば、住居として利用しないので玄関が1つあればそれをサロン用にできるので問題ないです。

 

住居兼サロンにする場合は、玄関が2つ必要です。

 

実際に僕は住居兼でやったことがないのですが、保健所に聞いた時は裏口とかがあればいいってその人は言ってました。

 

ここも県によって基準が少し違う可能性があるので、事前に出店するエリアの保健所に聞いた方がいいです。

 

水道

美容所登録は美容室を基準にしているため、器具を洗う洗面所と髪を洗う洗面所は別にするって条件があります。

 

マツエクに関しては、髪を洗う場所は必要ないので関係ないですが、お客さんが使う洗面所と器具を洗う洗面所は別が好ましいと言われました。

 

言い方的に曖昧だったので、どこまで決まってるかはわかりませんでしたが、理想は洗面所が2つある場所です。

 

と言っても多くの部屋はキッチンの水道を器具を洗う場所にして、お客さんが手を洗う場所はトイレの小さな水道にできるので問題ないです。

 

注意するとしたら、トイレで手を洗う水が流れてこないトイレです。

 

僕は賃貸で見たことないのですが、トイレの種類によっては手を洗う水が出ないタイプもあるかもしれないので、その場合は水道が1しかないけどいいか?保健所に聞いて回答をもらう必要があります。

 

その他

不安な場合は、物件を契約する前に物件の資料や設計図を保健所に持っていって相談する方が安全です。

 

県によって多少基準が違ったり、情報が変わっている可能性もあるので、どちらにしても必ず物件を探したりする段階で美容所登録の条件は聞く必要があります。