独立時の費用や初期の赤字費用をシミュレーションする
ここでは
- 独立時の初期費用
- 独立後にかかるお金
をシミュレーションしていきます。
これがわかると、経営が安定するまでに資金がどれくらいあればいいのか?がわかります。
逆にこれをシミュレーションしないと、
- どれくらいお金を用意すればいいのか?
- どの段階でどうなっていればいいのか?
などがわからないので、独立後に失敗しやすくなります。
なので、独立前にしっかりとシミュレーションするべきです。
しっかりシミュレーションをすることで、独立時の資金を借りる時に有利になる事もあります。
まず初めに把握すること
まずはこの3つの数値をある程度はっきりさせます。
- 初期費用
- 売り上げに関する部分
- 毎月かかるお金
【1.初期費用】
- 物件契約の費用
- 内装費用
- 美容所登録を通すための費用
- ベッドなどの設備や道具
- 材料費、商材契約費
- その他
ここで解説ずみ:独立時にかかるお金や相場
【2.売り上げに関する部分】
- 新規数
- リピート率
- 客単価
ここはあくまで想像になります。
【3.毎月かかるお金】
- 家賃
- 広告費
- HPB手数料
- 光熱費
- 材料費
- 決済手数料
ここで解説ずみ:独立後にかかる運営費用の相場一覧
オススメなのはスプレットシートを使って、シミュレーションする事です。
シミュレーション方法
シミュレーションについての解説はこちら
シミュレーション例)
- 新規30人
- 新規の再来率40%
- 再来の再来率90%
- 客単価7,000円
- 自分の給料20万
実際にシミュレーションをしてみる
実際にあなたのケースでシミュレーションしてみましょう。
①まずはこちらのシートを開いてください。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1LZQ4r3G0Mu6va5ElNMWdxbmavf6xZsyiYaf-jQFYB-4/edit?usp=sharing
②左上にある「ファイル」をクリック、「コピーを作成」をクリック
そうするとあなたが編集できるシートができますので、実際に数字を変えてシミュレーションしてみてください。
シミュレーションを通してわかってもらいたいこと
以下の要素が少し変わるだけでも、長期的に売り上げは大きく変わります。
- 新規数
- 再来率
- 客単価
そして、家賃とかの固定費が数万変わるだけでも、毎月の赤字が減ったり利益が増えたりするので、固定費を以下にカットするか?も重要です。
ホットペッパー代も固定客をつけることで数万まで減らすことも目指せますので、そこでも数万残る利益が変わります。
たかが数万や再来率10%の違いでも大きな違いということをわかっていただければと思います。
シミュレーションした後に考えること
- 新規数はどれくらい必要か
- 再来率はどの程度必要か
- 客単価はどれくらいにするか
- 初期費用はどれくらい必要か?
もし現時点で再来率が低い場合は、独立するまでに再来率を上げることを考えて実行する必要がありますし、
新規数が足りない場合はどうやったら多く集客できるようになるか考える必要があります。
客単価もどうやったら高くできるか考える必要があります。
他にも考えた方がいいこと
初期費用と初期の赤字の回収
- 1年未満:優秀
- 1~1.5年未満:目指すべき期間
- 1.5年以上:新規数、再来率、客単価のどこかに問題あり
- 2年以上:大幅な問題あり
シミュレーションしてみた結果
シュミレーションにより、以下の数字が明確になってきます。
- 必要な新規数
- 必要なリピート率
- 必要な客単価
- 必要な資金
現時点で足りない数字があれば、補うための方法を考えていき、オープンしても失敗しにくい状態を作ってからオープンするようにしましょう!