アイリストが学ぶべきディズニーのファン化テクニック
ディズニーって濃いファンが多いですが、
なぜだと思いますか?
それは「あるテクニック」を使っているからなんです。
また、そのテクニックを使うことで
このようなメリットもあります。
- 濃いファンができる
- 信頼されやすくなる
- 共感や感情移入されやすくなる
- 発信の軸がぶれなくなる
- サービスの価値が伝わりやすくなる
そして、そのテクニックは
アイリストさんも使う事ができます。
ただ単に
- アイリストやってます!
- セミナーやってます!
- 商材出してます!
- スクールやってます!
だけだとなかなか濃いファンを作ることは難しくなるため、
今回話すテクニックをしっかりと理解して、今後の発信の参考にしていただけると嬉しいです。
濃いファンや信頼を生むための方法
ディズニーに限らず人気なアニメや映画は
物語の「構成」に人を強く惹きつける秘密があります
具体的には、このような5つの構成で物語ができています。
- 日常
- 問題・葛藤
- 行動
- 発見・気づき
- 成長・再出発
簡単に言うと人生の波みたいな感じで、
全ての物語はこのような波が構成段階で組み込まれています。
- 日常
→昔の自分はこんな感じでした(共感&親近感) - 問題・葛藤
→理想とのギャップ・挫折 - 行動
→勇気を出して挑戦・試行錯誤 - 発見・気づき
→本質的な学び・転換点 - 成長・再出発
→変化した自分・新しい世界
文章にするとこんな感じです。
- 昔の私はこんな感じでした。
- ある時お客様からこんなクレームがあり、挫折しました。
- それがきっかけで勉強するようになりました。
- 試行錯誤する中で新しい考え方や視点に気づきました。
- それを乗り越えたら今はこうなりました。
そして、この波があることで、
人の感情を動かしたりファンになりやすくなります。
アナと雪の女王で例えると
(①日常)
アナは愛に飢えた孤独な少女として登場します。
閉ざされた城の中で姉との絆を失い、
誰かに受け入れてほしいと願っていました。
(②問題・葛藤)
しかし戴冠式で姉の魔法が暴走し、
王国が凍りつきます。
姉を救うために旅に出る決意をするのが、彼女の転機です。
(③行動)
アナは雪山を進み、仲間と出会いながら、
失敗と挑戦を繰り返します。
その過程で「愛は信じる力」だと少しずつ学んでいきます。
(④気づき)
やがて裏切りに遭い、命の危機に直面した時、
アナは“自分が姉を守ること”こそ真実の愛だと悟り、命をかけて行動します。
(⑤成長・再出発)
その自己犠牲が奇跡を起こし、
氷の世界は解け、姉妹の絆が復活。
アナは「愛されたい人」から「愛を与える人」へと成長しました。
アイリストの自己紹介で例えてみると
ただ普通に美容が好きでアイリストやってます!と言うだけでは弱いので、5ステップを踏まえて自己紹介を作ります。
(①日常)
私はもともと目元にコンプレックスがあり、
人と話す時や人から見られる時に自信を持てなくて、うまく人と関わったり自分を表現するのができませんでした。
(②問題・葛藤)
好きな人がいても自信がなくて話すことがでませんでしたし、それ以外の言動でも自信がなくてできないことが多かったです。
(③行動)
でもそれではダメだと思い、
自分の顔の形を研究して似合うメイクや髪型などを勉強しました。
(④気づき)
その結果、目が小さくでもまつ毛やメイクでカバーする事ができる事や、
自分の顔をよく見せるためのポイントに気がつきました。
また、コンプレックスは弱みでなく個性で強みとして活かせることも気がつきました。
(⑤成長・再出発)
その結果、自分の目をコンプレックスとして思うのではなく、個性として活かして伸ばすための方法を身につけられましたし、自分と同じような悩みを持つ人を1人でも多く救うためにアイリストになりました。
みたいなイメージです。
これを読んだ人は、
- この人も色々悩んでいたんだ
- 私と同じ悩みだ
- 人の悩みや痛みがわかる人だ
- 私の悩みにもしっかり考えて向き合ってくれそう
- 私の悩みも話しやすそう
- 私の悩みを個性や強みに変えてほしい
みたいに感じやすくなり、
来店前からファンになりやすい状態になります。
講習や商材をやっている人も同じ
全てのケースにおいて、
このパターンは活用ができます。
- 日常
→昔の自分はこんな感じでした(共感&親近感) - 問題・葛藤
→理想とのギャップ・挫折 - 行動
→勇気を出して挑戦・試行錯誤 - 発見・気づき
→本質的な学び・転換点 - 成長・再出発
→変化した自分・新しい世界
そして、その軸があるからこそ、
サービスの方向性がまとまって来るので
その人特有の世界観やブランドもできて来るのではないでしょうか?
その土台となるのが
今回話した5つの流れになるので、
実際に自分のケースではどうか?と考えてみてください。
そしてそれをSNSに書いたり、
発信の方向性の軸にしていけるといいと思います!