物件の探し方

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大前提わかっておくこと

小規模サロンの物件を探すのはかなり大変です。

 

そもそも不動産仲介をしているほとんどの会社は、住居用の物件をメインに扱っています。

 

なので店舗の物件を調査したりするのは普通の住居の物件を探すのと比べて少し手間がかかったります。

 

さらに小規模サロンの場合、家賃が10万円以下だったり少額なため、不動産が得られる仲介手数料も多くはないです。

 

なので安い店舗を頑張って探すくらいなら、住居用の物件を探しているお客さを優先して対応したくなってしまうのが現実です。

 

その結果、店舗の物件を探すときは不動産に相手にされなかったり後回しにされる事が多く、スムーズに進まないこともあります。

 

それを踏まえて頑張って探すことになるので、おすすめの方法を解説します。

 

(参考までに)出店時期

物件を探す時期が不動産の繁忙期に重なってしまうと、いつも以上に相手にされないです。

 

具体的には1~3月は不動産を利用する人が多いので、この時期に探すのはできれば避けたいです。

 

1~3月に物件を探すということは、3月4月5月あたりにオープンするお店ということなので、できれば4月前後のオープンは避けたいと僕は思います。

 

事務所利用可ではなく店舗利用可物件にする

賃貸には

  1. 住居用
  2. 事務所可
  3. 店舗可

の3種類がありますが、アイラッシュサロンは3の店舗利用可能物件しかできないです。

 

事務所利用可と店舗利用可に関しては、似ているのですが、オーナーの考え方の問題で、

不特定多数の人が出入りしない事務所ならOKだから事務所は可にしているけど、

店舗みたいに不特定多数の人が出入りするイメージがあるのは嫌だから店舗はNGみたいなオーナーが多いです。

 

なので、あくまで店舗利用ができる物件を探します。

 

物件を探す方法

店舗物件を探すのはかなり大変

 

ひたすら連絡をする

店舗の物件は相手にされにくい事も多いので、10~20件程度の不動産に連絡をしたり、来店しながら一緒に探してもらったりするのをオススメします。

 

特にメールでの問い合わせややりとりでは、半分以上が途中で連絡が返ってこなくなることが多いので、実際に来店しながら探してもらう方が、しっかり探してもらいやすいです。

 

また、先ほど店舗利用可能な物件を探すと話しましたが、現段階では店舗は不可で事務所のみOKの物件でも、オーナーとの交渉次第では店舗OKにしてもらえる可能性があります。

 

なので不動産のスタッフによっては、物件を探す段階で店舗は不可だけど事務所はOKって物件に対して、交渉をしたり不特定多数の人が出入りしないことを伝えて店舗利用でもいいか?って聞いてくれる人も稀にいます。

 

なのでそういう不動産スタッフと出会うためにも、色々な不動産をあたる必要があります。

 

実際に僕が契約した物件のほとんどは事務所利用可だったけど、店舗もOKに切り替わった店舗です。

 

なので物件の金額や敷金礼金が相場より安いです。

 

この物件も初めは事務所が相談できるってレベルでした。

 

でも入居者がつかないと、店舗利用可まで対象を広げる事もオーナーとしては視野に入ってくるので、完全予約制で1日数人しかこない店舗ならいいかな!ってなって店舗利用OKにしてくれる事もあります。

 

ここは不動産スタッフに頼んで、事務所利用だけど店舗利用に交渉できないか?ってお願いするのもありだと思います。

 

本来なら僕が今まで物件探しをお願いしたスタッフも紹介したいのですが、その人は僕が役員として関わっている別の会社の専属契約みたいな形になってしまっているので、紹介できなくてすみません。

 

そんなこともあって、僕の方で店舗専門の不動産会社を設立中でして、今後は関東周辺であれば僕の会社で店舗を探す面倒な作業を専門で扱える可能性があります。

 

同業者に不動産を聞くのもあり

他にはすでに店舗を出している人に、どこの不動産の誰が担当だったか?どれくらい頑張って探してくれたか?などを聞いてみてもいいと思います。

 

実際に契約をした人であれば、この不動産の誰は頑張って探してくれた!などの情報を持っている可能性があります。

 

物件選びや物件探しで悩んだ場合

私が全国各地で不動産屋をやっていて、物件探しや物件の条件を一緒に考えるサービスもありますので、気軽にご利用ください。

 

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