他のサロンに真似されない差別化戦略でやるべきこと

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集客で他のサロンに負けないようにするには差別化が大事!

 

多くの人はそう思っています。

 

確かにそうですが、ここには大きな落とし穴があります。

 

そもそも差別化できるようにするには、他の人よりも圧倒的な努力や作業量が必要になる事がほとんどですが、多くの人はそこまで大変と思っていなかったり、もっと楽に差別化をしようとします。

 

しかし簡単にできる差別化は誰でも真似できるので、差別化にならないです。

 

つまり、差別化をして実際にそれに魅力を感じてお客さんが来るまでは、かなりの時間や労力を必要とします。

 

そしてその努力をしないで差別化ができないサロンは、いつまで経っても安売り勝負で他店と戦うことになります。

 

それでは未来がないので、この講義では以下の2つについて解説をしていきます。

  • 差別化について
  • 具体的な内容

 

差別化ができるようになると以下のようなメリットが多いので、長期的にサロンの経営を安定させるためにも、差別化についてしっかり学んで差別化できるようにしましょう。

  • 集客で有利になる
  • 安売り勝負しなくて良くなる
  • リピート率も上がりやすい

 

大前提として
簡単にできる事は差別化として機能しない

先ほども言いましたが、簡単にできる差別化は誰でもできるので差別化としては機能しません。

 

その結果、他のサロンと同じようなサロンになってしまって安売り勝負になりやすくなります。

 

例えば、差別化として新しいメニューをいち早く導入するとしても、時間が経てばすぐに他店も真似できるので、結局他店と一緒です。

 

他には差別化として接客を丁寧にするのも、結局すぐに真似できるので差別化としては機能しません。

 

圧倒的な努力量から生まれる差別化を作るべき

すぐにできることや、誰でもできる内容は差別化として機能しないので、差別化をするためには圧倒的な努力量がなければできないものにするべきです。

 

基本的に多くの人は日々努力をすることが得意ではないです。

 

なので、努力を必要とする差別化であれば、簡単には真似できない差別化になるので、〇〇なのはこのエリアであなたのサロンだけ!となって、集客で有利になります。

 

また、多くの人はうまくいっているサロンの表面的な部分を真似したりします。

 

例えば、接客では〇〇するといい!という浅い部分であれば、誰でも真似ができてしまいますが、本質の部分や根幹の考え方の部分などは圧倒的に努力をした人しかわからないので、真似ができません。

 

接客が上手い人の真似をすることで、少しはレベルアップしますが、その人以上に自分が接客がうまくなるわけではないので、圧倒的な努力から生まれる差別化は表面的には真似されたとしても、本質の部分や根幹の考え方までは真似できないので、長期的にはあなたが勝ちます。

 

それらを踏まえて、差別化は圧倒的な努力から生み出す必要がある事がわかってきたと思いますので、いくつか例を出します。

 

差別化の具体例をいくつか紹介

  1. 技術系
  2. 口コミ、お客様の声
  3. デザイン例、施術例
  4. ブログ
  5. SNS
  6. 集客方法

 

1.技術系

多くの人は技術で差別化を1番初めに考えようとするかもしれません。

 

確かに技術で差別化はできます。

  • 明らかに仕上がりが良かったり
  • 明らかに持ちが良かったり
  • 思い通りのデザインにしてくれたり

 

技術に関してはは

  • 他のアイリストよりも多くの時間練習をする
  • お金を払って色々な人から学びまくる
  • 仕事以外の時間でもまつ毛の事を常に考る

だけでも、多くの人よりも頭1つ抜け出しやすいとは思います。

 

アイリストなので技術系で、差別化を図る事はできる可能性がありますが、それだけでは集客で勝てない時代になってきているので、それ以外の部分の差別化も必要になる事が多いです。

 

実際に技術が上手いから集客でうまくいくとは限らない人がそこそこいる印象なので。

 

2.口コミ、お客様の声

ここは意外と力を入れていない人が多いです。

 

ホットペッパーの口コミを多く集めている人もいて、それも効果はあると思いますが、それだけでは差別化として弱いです。

 

そもそもホットペッパーの口コミ自体が仕組み的に集客への影響が弱いからです。

 

集客への効果が高くなる口コミはいくつかポイントがあります。

 

以下の情報が多ければ多いほど、口コミとして効果を発揮します。

  1. 実名が記載されている
  2. 顔写真が載っている
  3. お客様の声が文章で記載されている
  4. 画像だけでなく動画で話している場面も掲載している

ホットペッパーの口コミに関しては、3の1項目しか満たされてませんので、実際に効果としては弱いと僕は思っています。

 

せめてお客さんの顔写真は掲載したいです。

 

実名や動画になると一気にハードルが上がるので、まずは、

顔写真が載っている口コミを集めることから始めるといいです。

 

内容が濃い口コミを集める事に関しては労力がいりますので、多くの人は力を入れて集められないです。

 

だからこそあなたは内容が濃い口コミを頑張って集める事は差別化として機能します。

 

実際に同じようなサロンでどちらに行こうか迷っている時に、片方のサロンに実名と顔写真付きの口コミがたくさん掲載されていたら、そっちのサロンの方を選ぶ人は多いと思います。

 

3.デザイン例、施術例

これは簡単に言うとビフォーアフターです。

 

単純なビフォーアフターであれば、多くのサロンで集めて掲載していますが、これをさらに細かく細分化して集めて掲載すると差別化として集客で有利になりやすいです。

 

具体的には、これらの内容に分けてビフォーアフターを集めます。

  • マツエクの種類別
  • マツエクの本数別
  • まつぱのカール別
  • まつぱのデザイン別

 

  • 年代別
  • デザイン別

 

例えば、マツエクの種類が3種類あって、本数が60本~つけ放題まで7種類ある場合、

3×7=21通りのビフォーアフターを集めます。

 

他には年代別として、20代〜70代まで6通りに分けて数例載せたりもします。

 

デザインも、ナチュラル、セクシー、〇〇みたいにさまざまなデザインに分けて掲載をします。

 

ここまで、細かく分けてビフォーアフターを集めて掲載することで、以下のようなメリットがあります。

  • お客さんがイメージしやすくなる
  • 自分の希望を叶えてくれそうと思われる
  • 多くの人が来店してて人気のサロンかもって思う
  • 自分と同年代の人も来てるんだ!って思っていきやすくなる
  • 経験豊富なスタッフだと思われる

 

40代の女性は20代のお客さんが多いサロンよりも、同じ40代が多いサロンの方が自分に合っているって思いやすいですし、

自分がなりたいデザインが掲載されているサロンなら、安心して行ける!って思いますし、

経験が多そうでなんでも任せれば大丈夫そう!って思ってもらえれば、マツエクが初めての人でも行きやすくなります。

 

このように多くのサロンがやらない大変な作業をすることで、お客さんからの印象はよくなりやすいです。

 

その結果、集客でも勝ちやすくなります。

 

ここに関しては、理想はHPなどに見やすく掲載するのがおすすめです。

 

別の講義でブログの作り方なども解説しますが、アメブロとか無料のブログとかでもまずは十分です。

 

4.ブログ

ブログをしっかり多く書くことでも、差別化として機能します。

 

失礼ですが、ホットペッパーのブログみたいなイメージではなく、記事に近いブログを多く書く事で差別化として機能していきます。

 

そもそもホットペッパーのブログって内容が薄いですし文字数も少ないので、お客さんから好感を得たりファンになってもらう事は難しいです。

 

一方で自分のHPのブログだったりアメブロみたいな無料ブログとかに、長い文字数で深い内容を書いたりする事で、あなたへの印象は良くなりやすいです。

 

ブログで書く内容としては、

  • お客さんの役に立つ内容
  • あなたの人間味がわかるような内容

 

などを、2,000~3,000字程度で書きたいです。

 

人はそもそも自分にためになる記事でなければ読まないので、読んでためになる内容を書く事が大事です。

 

また、人はあなたの人間味がわかるとファンになりやすいので、読んでためになる記事を書きながら、所々であなたの人間性がわかる文章を書いたりするとファンになりやすくなります。

 

ブログを読んでもらうのを通して、

あなたのサロンや技術に興味を持ってもらう

あなたの人間性に興味を持ってもらう

などができると、集客で勝ちやすくなりますし、リピート率も上がりやすくなります。

 

5.SNS

SNSもブログと同じで

  • ためになる内容
  • あなたの人間味がわかる内容

を、他の人よりも多く投稿していく事で、集客で勝ちやすくなります。

 

ためになる発信を続けてフォロワーを多く集める事で、権威性も出てくるので

フォロワー数が多い=いいサロン

って思われやすくなって選ばれやすくなります。

 

ここも圧倒的な努力が必要なので簡単に真似できない差別化になります。

 

6.集客方法

集客方法でも差別化はできますし、僕はここで1番差別化をしています。

 

多くの人はホットペッパーで集客するので、集客する場所が悪いです。

 

例えると、ラーメン屋さんが10店舗あるフードコートにラーメン屋を出しているイメージです。

 

これだと安売り勝負になったりしやすいですし、お客さんも色々なお店を転々としやすくなります。

 

ホットペッパーは毎月見る人数がある程度限られているので、集客できる人数もある程度限られています。

 

なので僕はホットペッパーでの集客をしないで広告で集客をしています。

 

広告で集客をする事で、周りに比較するサロンがないので価格勝負になりにくいですし、HPをしっかり作り込んでいるので、ホットペッパーよりも多くの文字や画像でアピールができます。

 

実際に来店するお客さんから、

  • HPは誰が作ったの?
  • HPの内容がすごくわかりやすかった
  • ずっと気になって行ってみたいと思ってた
  • 友達もこのサロン気になってた

とスタッフがよく言われています。

 

それだけ他のサロンよりも魅力をアピールできているんだと思います。

 

これはインスタなどでも同じで、インスタの投稿やリールが多くの人に拡散されるようになったり、インスタを通してあなたのサロンやあなた自身に魅力を感じてもらえると、他のサロンとの比較になりにくいのもあって、集客で勝ちやすくなりますしリピート率も高くなりやすいです。

 

なので、集客方法を他のサロンがマネできない方法にすればするほど、集客の差別化によって価値やすくなります。

 

まとめ

今回紹介した差別化のポイントは色々ありますが、

  1. 技術系
  2. 口コミ、お客様の声
  3. デザイン例、施術例
  4. ブログ
  5. SNS
  6. 集客方法

どこにどれだけ力を入れるのかは、あなたのタイプや得意不得意によって変わるので、自分や自分のサロンならどこに力を入れるのが効果的かを考えて、力を入れる場所を決めていきましょう。

 

簡単にできる差別化は差別化として機能しないので、簡単に真似できなくて努力が必要な内容で差別化をするようにしましょう!

 

 

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