独立にかかるお金、初期の赤字を耐えられる資金が用意できる
理想では初期費用は全て自己資金でまかなえる金額でオープンをするのが理想です。
もちろん事業の経験がすでにあったり、2店舗目を出すときなどはお金を借りてもいいと思いますが、初めの1店舗目に関しては失敗するリスクもあるので、なるべく自己資金でできた方が失敗した時のダメージが少ないです。
なので、初期費用ははどんなにお金をかけても100万円前後がいいです。(オープン後の赤字もあるので)
理想は初期の赤字をカバーする費用も含めて100万で抑えると、失敗するリスクが下がるのでオススメではあります。
もちろん自己資金だけでできない人もいると思いますので、その場合は借りるしかないです。
僕も1番初めに店舗を出す時はお金を借りました。
日本政策金融公庫からです。
他の場所からお金を借りた経験はないので、ここでは僕が話せる範囲で日本政策金融公庫からお金を借りた時の話をします。
日本政策金融公庫からお金を借りる
この情報は2019年に僕が借りた時の情報なので現在では違う部分もあるとは思います。
事前準備
新しく始める事業についてしっかり考えていない段階ですと、借りるステップに進めないので、まずは
- どんなサロンにするか?
- エリアはどうするか?
- いつオープンするか?
- どれくらいの費用がかかるか?
などを考えておきます。
具体的な数字も必要になるので、シミュレーションもしておきましょう。
全体的な流れ
https://www.jfc.go.jp/n/finance/flow/tetsudukij_c.html
まずは電話をする
上記のリンクにある番号に電話をします。
新しく事業を始めるためにお金を借りたいと伝えます。
僕の時はそこで簡単に事業内容や必要資金を聞かれました。
お金を借りる場合、基本的には自己資金が必要です。
自己資金0円では借りれないので、自己資金50万、借りたい金額は100万みたいな感じで伝えます。
基本的に自己資金の2倍の金額までは借りやすいと言われてますが、人によっては自己資金の3倍までは借りやすいと言ったりしており、実際は不明です。
僕は借りるとしても自己資金の2倍程度までにした方が失敗した時のリスクも含めて安全かなと思います。(アイラッシュでそこまで大きな金額を借りる必要もないのもあるので)
事業内容な事業の資金などを聞かれた流れで答えていくと、どの融資制度が最適なのか公庫側がざっくり判断してくれます。
申し込む
2023年現在はネットから申し込みができるので、必要書類を揃えて申し込みます。
この時に不便ですが、先に物件の場所を決めたりどの物件にするか目星をつけてからでないと申し込みができないです。
借りる側からすると、お金を借りてから物件を探したいですが、相手からすると物件の目星がないのにお金は貸せないみたいなので、ある程度物件を探したり見積もりをもらっておく必要があります。
それを踏まえて創業計画書を書きます。
この創業計画書に必要な資金などを書いて行きます。
わからない部分は電話で教えてくれたり、面談当日に修正をしてくれてました。
面談をする
事業の計画などについて色々聞かれたり、こちらから伝えたりします。
この時に独立後のシミュレーションしたシートを提示したり、新規数やリピート率が出せそうな根拠に近い説明をしたりできると、より現実的な事業と相手に伝わる印象があります。
逆に独立に関する数字が曖昧だったり、根拠を聞かれて伝えれないと銀実的ではないと判断されやすくなってしまいます。
簡単にいうと、こんな感じのことを伝えれたら理想です。
- 独立にはこれくらいお金がかかる(内訳)
- 独立後の新規数はこれくらい(ホットペッパーの業者から聞いたり自分で調べたり)
- 独立後のリピート率はこれくらい(今までの実績から)
- 独立後の客単価はこれくらい(今までの実績やエリアの特徴など)
- その結果、初期費用は〇〇円、軌道に乗ってからの利益は〇〇円
- だから貸してもらっても返せる
僕の時は申し込みから1週間後に面談で、面談の1週間後に融資の可否がわかり、その1週間後に振り込まれました。
この辺は随時変わってくる可能性があるので、直接聞いてみてください。
そんな感じで足りない分の資金を借りてオープンに向かっていければと思います。