独立後にかかる運営費用の相場一覧

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独立後にかかるお金は人によって考えている相場が違います。

 

しかし、僕の中ではこれくらいにするべきという基準がありますので、1人サロンの場合で解説します。

  • 家賃
  • 広告費
  • HPB手数料
  • 光熱費
  • 材料費
  • 決済手数料

 

家賃(1人サロン)

1番家賃が高い東京での例になってしまいますが、

  • 大きな都市の大きな駅:15万以下(東京23区内)
  • 普通の駅:10万以下(東京23区外)
  • 地方:7万以下

 

家賃はエリアによって変わりますが、どんなに高級エリアにしたとしても、MAXは15万以下にするべきです。

 

また、スタッフを増やせない広さの場合や売り上げ80万以上を目指せない場合、家賃は10万以下を目指すべきです。

 

逆にスタッフを1人増やせたり売り上げが80万円以上目指せそうな場合は、家賃が15万などになってもまだ平気です。(初期費用や初期の赤字は大きくなりますが)

 

普通の駅であれば家賃は10万円以下を目指したいですし、多くの人は10万以下を目指すべき人がほとんどだとは思います。

 

地方であれば家賃7万以下なども目指せるので、それくらいを目指します。(あくまで目標)

 

とにかく家賃は下げる事をオススメします。

 

正直、家賃を高くしてもお客さんが多く来るわけではないからです。

 

家賃15万のサロンと家賃10万で5万はホットペッパーに回したサロンの方が確実に新規が多く来るので、

家賃を高くするくらいならその分を広告費用に回す方がいいです。(広告費は後から減らせますが、家賃は後から減らせないので。)

 

長期的に固定客がついてくると、正直家賃が安いサロンでも良かったな、、と思うことが多いので固定費である家賃はなるべく下げましょう。

 

広告費

これもサロンのエリアやオープンしてからの期間によりますが、多くの人は6~8万くらいな印象です。

 

これに関しては、そのプランで平均何人くらい新規が来そうで、リピート率がどれくらいだから、どのプランにする!と決めていきます。

 

ある程度新規が来れば1人サロンでしっかりお客さんに満足してもらえていたら、お客さんはだんだん溜まっていきます。

 

どんなに遅くても1年後には予約が取りにくくなるサロンになっていないと、接客などに大きな問題があると思いますし、経営的にもいい状態ではありません。

 

広告費を減らすためにもリピート率を高くしていく方法を考えていきます。

 

HPB手数料

ホットペッパーからの予約で2%かかってしまうので、これは仕方ないです。

 

光熱費

基本は電気代がメインです。

水道やガスはほぼ使わないので。

 

1人サロンであれば、1人暮らしの時と同じ2万前後くらいだと思います。

 

材料費

いい材料を使うと高くなりますが、材料費が1人あたりいくらかかっているか曖昧な状態だと思ったより利益が残らないということになる可能性があるので、初めから1人あたり何円かかるか?を計算して把握しておきましょう。

 

メニューにもよりますが、500円以下になることが多いと思います。

 

ここも減らせたら減らせるだけいいと思うので、必要以上に高いものを使う必要はないです。

 

決済手数料

クレジット決済だとざっくり3.5%前後かかるので、クレジットの売り上げ×3.5%前後はかかります。

 

これを踏まえて

売上がどれくらいだったら、どれくらい利益が残りそうか考えてみてください!

 

例)売り上げが税抜70万円の場合の目安

  • 売り上げ:700,000
  • 家賃:100,000
  • 広告費:70,000
  • HPB手数料:14,000
  • 光熱費:30,000
  • 材料費:50,000
  • 決済手数料:24,500

残り:412,500円

 

売上が低い期間は赤字になりやすいので、なるべく無駄なお金はカットしたいです。

 

他には自分が稼ぎたい金額を踏まえて、売上がどれくらい必要か?経費はどこまでカットするべきか?なども考えられるといいと思います。

 

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